今朝も除雪からのスタート。
まさか休日の朝一から除雪とは。
もうからだも限界に近く、起きることも辛くなり、
重い腰を上げての除雪。
昨夜のトークイベントも申し込んでなければ休みたいくらいのだるさ。
仲間との約束もあり、しぶしぶ出かけたものの
実際とてもいい話を聞け、頭と心がリフレッシュ。

お気に入りのカフェコンフィーネでのトークイベント。

お食事の後に話が始まりました。
ここから話は少し長くなるのですが…
いつも最近の家電は親切すぎてうるさいと感じ、
電子レンジはすぐに取り出さないと、忘れているよ!とばかりピッピッ、取り出しの催促?をするし、
お風呂は沸く前から、あと5分で沸くと、親切にお知らせしてくれるし、
車は少し脇の景色を見るとわき見運転の警告、
はみ出すと、危険のお知らせ、
もっと自由に暮らせないものかと思っていたまちょろん。
そこへちょうど昨夜平標の山小屋のご主人のトークイベント。
なんだか考えていたことと重なりました。
ご主人は2歳から山に登って手伝いをしていたので、
そのせいか、山登りが好きというわけではなく、
山というより「自然」が好きという方。
事情があり家業の山小屋を引き継ぐようになったのですが、
山小屋のご主人となるまでには多くの経験をして生きてこられ、
その中でいろんなことを学び、
それと合わせご自分の自然界での経験談をたくさん話してくださいました。
便利が当たり前の世界で生きている私たちは動物的な本能を失い、
人間本来の持ち味をどこかに置き忘れていると、お話の中で感じました。
そう、大切なものを失いながら生きてきているんだなぁ~とね。
情報のアンテナバリバリ張って、
見えないどこかで疲弊しながら生きているのかも知れません。
研ぎ澄まされた世界。
素敵です。
情報が入りすぎ、本来の人間があるべき五感まで失い、
雑念を邪魔ものと感じず、享受し生きている。
この世の中を生きていくにはそれもまた必要な事とは言え、
もっとシンプルに、
人間本来の姿で生きていくって難しいのでしょうか。
キラキラと生き生き語っているご主人の様子をハタから見て、
紆余曲折の中でここまで来たご主人の道には間違いがなかったんだと確信しました。
そんな彼の短い自分史でふと浮かんだのが少し古いのですがこの曲。
↓↓↓
井上陽水 - 「夢の中へ」 ミュージックビデオ
何かをやっと見つけ、
それが全て自信となり、
今を生きている。
そんな感じを受けました。
気付くか気付かないかで人生は変わります。
出会いだって同じ。
自然との出会い、人との出会い。
いつもどこかで何かが繋がっているのよ、きっと…。
だからこの世に生を享けたことに感謝し、
自分を大切に、
周りを大切に、
感謝の気持ちを持って生きて行く事の大切さ、忘れないでいようね。
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