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新型コロナウイルス、花粉症対策

2020年3月2日

新型コロナウイルス感染の拡大を防止するために、
八戸市では3月3日から26日まで小・中学校一斉に休みとなるそうです。
2月26日にイベントの中止、延期の要請が発表されたことにより、
よく八戸に来るジャズ・ミュージシャンの方も、
2月28日から予定していた、
那覇、十和田、八戸、渋谷等でのCD発売記念ツアーを中止したそうです。

 
衛生対策として、インフルエンザと同様に、マスクを着用するほか、
手洗いや咳エチケットの徹底をしましょう。

人の集まる場所等への外出を避け、基本的に自宅で過ごすようにしましょう。
 
誤情報に惑わされることなく、
過剰に心配することなく、
正確な情報に基づき、
冷静に対応しましょう。

 
東京では青梅市と八王子市で、2月3日からスギ花粉の飛散を確認したそうです。
これは過去10年平均より14日早く、昨年より8日早いとのことです。
八戸では2月22日に初観測となったそうです。
気温が上がり、天気が良い日が続けば、飛散開始となるかもしれません。
八戸での花粉飛散量は例年並みの予想です。
青森市方面では大飛散になる見込みのようです。

 
薬で花粉症の治療をする場合、
症状の程度やタイプによって異なる薬が使用されます。
医療機関でよく相談して処方してもらうことが重要です。

 
通常、薬は症状が出た後に服用するものです。
しかし、花粉症の薬は予防的な治療が認められているものがあります。

花粉が飛散する前に薬を飲み始めることで、
粘膜を過敏にさせないようにできるため、
発症を遅らせたり、軽い症状にしたりすることが期待できます。
花粉症がひどい方は、花粉が飛散する前に、
薬を処方してもらうことをお勧めします。

 
市販薬のなかにも、
早めの時期からの服用を推奨しているものがあります。
「スイッチOTC」医薬品も増えています。
医療機関で処方される医療用医薬品と同じ成分が同じ量配合されています。

薬局で相談して、試してみるのもよいでしょう。
 
セルフケアによる予防対策は、花粉を避ける工夫が重要です。
・花粉情報に注意する。
・飛散の多いときは外出を控える。
・飛散の多いときは窓、戸を閉めておく。
・外出時にマスク、メガネを使う。
・花粉が付着しやすい衣服の着用を避ける。
・帰宅時は衣服や髪をよく払ってから家の中に入る。
洗顔、うがいをして、鼻をかむ。

・家の中をこまめに掃除する。
飛散の多い時にはふとんや洗濯物の外干しを避ける。

 
マスクをつけると吸い込む花粉の量を
およそ3分の1から6分の1に減らすことができるそうです。
顔にフィットし、息がしやすいものを選ぶことが大事です。
横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。
マスクの内側にガーゼを当てると(インナーマスク)、
鼻に入る花粉がさらに減少します。

 
通常のメガネでも、メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量は
およそ40%減少するそうです。
ダテメガネも有効です。
コンタクトレンズを使用していると
花粉がレンズと結膜の間で擦れて症状を悪化させる可能性があるので、
メガネにするとよいかもしれません。

 
ウール製の衣類は花粉が付着しやすいので、
外出時は外側にウール素材の衣服を着用することは避けた方がよいでしょう。

 
睡眠をよくとること、
規則正しい生活をすること、
バランスのとれた食事をとることは
正常な免疫機能を保つために重要です。

風邪をひかないこと、飲酒、喫煙を控えることなども
鼻の粘膜を正常に保つために重要です。

 
※厚生労働省、環境省、日本気象協会、青森県花粉情報研究会、八戸市等の資料を参考にさせていただきました。

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