人との別れ、
動物との別れ。
どんな別れも辛いけど、
今日は大切な思い出との別れ。

母が昔、遺品整理は辛いと話していたけど、
母の遺品を整理する時、その辛さをはじめて理解でき、
今日はその時に味わった気持ちを思い出した。

これまでの人生のなかでの思い出深い大切なモノ。

その別れは突然やって来た。
まさかこんな風に、こんな時がやって来て、
あれよあれよと思ううちにお別れになるとは。

でもまあ、これが別れ時だったのか。
こんなタイミングでもなければ、いつまでもずっとそばにあり、
いつまでたってもどうすることもできなかったことは目に見えていた。
だからこそ、今だったのか…。

この手から離れた瞬間の虚しさ。
ひとつひとつが幕を閉じていく寂しさ。喪失感。

正直、宝物の存在があったからこそ心強かったし、頑張れた。
片隅で鎮座してくれているだけで、安心でき、心も落ち着いた。
いつも見守られている感じだった。

それほどまでの大切なモノとの別れは辛かったけど、
思い出だけは心の中で永遠に生き続ける。
だからこそ、その思い出を胸に、
また今日、今から始まる新しい出発。

今日はそんな複雑な気持ちで過ごし、
ブログ書くのも遅くなってしまいました。

大切な思い出は手からこぼれ落ちないよう合わせた両手でしっかり包み込み、
これからも感謝の気持ちで歩み続けて行きたい。

モノはなくても
心は寄り添っているかなっ。