2022年2月1日
 
新型コロナ インフルエンザ 感染予防
 
｜インフルエンザ感染者数激減
 
2019年12月に新型コロナウイルス感染症が武漢で発生し、
あっという間に世界中で感染が拡大しました。
反対にインフルエンザを含む感染症の報告数が激減しました。
手指衛生やマスク着用、3密回避、換気、国際的な人の移動制限などが
インフルエンザなどの感染予防にも効果的だったと考えられています。
 
｜ウイルス干渉
 
ウイルス干渉とは、あるウイルスが流行していると、他のウイルスの流行が抑制される現象です。
新型コロナウイルスの流行で、他のウイルスの流行が妨げられたのではないかという説もあります。
 
｜新型コロナとインフルエンザの重複感染「フルロナ（flurona）」
 
「フルロナ」とは「インフルエンザ（flu）」と「コロナ（corona）」の合成語だそうです。
新型コロナ感染者が別の病原体にも感染することがあるそうです。
海外では新型コロナとインフルエンザの重複感染が報告されているそうです。
 
｜北京オリンピック2022
 
北京オリンピック2022が2月に開催されます。
選手や関係者が国境を越えて移動します。
熱帯や亜熱帯地域ではインフルエンザの流行が2020年以降も続いているそうです。
新型コロナが海外から流入するのを防ぐために検疫を強化していますが、
国際的な人の往来が増えると、インフルエンザの報告数も増えると考えられています。
例年同様インフルエンザにも注意することが必要です。
 
｜感染予防
 
新型コロナのオミクロン株は感染力が強く、感染者数が激増しています。
これまで行ってきた感染予防対策を続けることが大切です。
 
｜ワクチン接種
 
新型コロナのワクチン接種の前後2週間は他のワクチンを接種できません。
新型コロナとインフルエンザのワクチンを接種する場合、
決められた接種間隔に従がう必要があります。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種については、
令和4年7月22日開催の審議会において議論された結果、実施が可能となったそうです。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチンの同時接種は実施できません。
互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。