2020年10月1日

なつかしのラグビーワールドカップ2019日本大会
 
１年前の今頃ラグビーワールドカップ2019日本大会が開催されていました。
日本が活躍し、大変盛り上がりました。
試合が台風で中止になったこともありました。
外国の選手が被害にあった地域のかたづけを手伝ってくださいました。
 
東京オリンピック・パラリンピックの延期
 
今年3月に東京オリンピック・パラリンピックを1年延期することが決まりました。
それまで準備が着々と進められていました。
訪日外国人の増加により感染症が持ち込まれるリスクへの対策もとられました。
風しんの予防接種を受ける機会がなかった世代の男性にクーポン券が送付されました。
しかし、クーポン券を使用して抗体検査を受けた人は少ないそうです。
 
インフルエンザ流行
 
2019-2020シーズンのインフルエンザ流行開始は例年より早い11月でした。
1999年以降2番目に早かったです。
定点あたりの報告数は12月まで前シーズンを上回りましたが、1月から減少していきました。
3月下旬にはインフルエンザ流行レベルマップで注意報が出ているところが無くなりました。
最後まで残っていたのは岩手県でした。
結果としてインフルエンザ患者数は過去5年で最も少なくなりました。
 
南半球でのインフルエンザ
 
南半球では6～8月が冬で、例年インフルエンザが流行します。
今年はインフルエンザの流行が低く抑えられたそうです。
新型コロナウイルス対策が影響した可能性があると考えられているようです。
 
ツインデミック 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行
 
今年の冬に発熱や呼吸器症状がある場合は、
新型コロナウイルスとインフルエンザの両方の可能性を考える必要があります。
 
今年は同時流行に備えて
発熱がある患者がかかりつけ医等に相談・受診し、
必要に応じて検査を受けられる体制が整備されることになりました。
 
新型コロナウイルスは発症直前にウイルス量が最大となると言われています。
このため、発症する前に他人を感染させてしまう可能性があります。
また、無症状感染者がインフルエンザより多いそうです。
無症状であってもウイルス量は多いそうです。
 
新型コロナウイルス対策としてすでに行っている
3密を避けること、手洗いやマスクを着用すること等に加えて、
インフルエンザの予防接種を受けることで同時流行に備えましょう。
 
※厚生労働省等の資料を参考にさせていただきました。