2022-23シーズンはインフルエンザが流行するといわれており、西日本では流行が警報レベルにある県が出ています。福島市内でも感染者の報告が少しずつ増えてきているようです。
コロナ禍で近年はインフルエンザ感染者が少ない状況でしたが経済活動の活性化に伴いインフルエンザの感染にも注意していきましょう。
↓国立感染症研究所ホームページへのリンク
流行レベルマップ (niid.go.jp)
〇インフルエンザと普通の風邪のちがい
一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、
関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
〇感染対策
基本的には新型コロナウイルス感染症と同じで
1)流行前のワクチン接種
2)外出後の手洗い等
3)適度な湿度の保持
4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5)人混みや繁華街への外出を控える
6)室内ではこまめに換気をする
〇おかしいなと思った時には発熱外来へ
体調が思わしくないと思った時には発熱外来を受診しましょう。
現在は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを同時に検査することもできます。
そのようなキットが薬局でも市販されていますので 備えて準備しておくのも良いかもしれません
〇治療薬
2023年現在インフルエンザには治療薬がありますので
早期対応することで早期回復が期待できます。
参考 厚労省ホームページ
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