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仕事を楽しくする「ジョブクラフティング」

前回の続きのブログ
仕事を楽しくする方法、第2弾です。


ジョブ・クラフティング
仕事を自分で創造・加工するという意味で、
「自分で自分の仕事を意義深いものに変えていくこと」です。
従業員のパフォーマンスや定着率の向上につながります。
従業員は、仕事の有意味感や満足感、自己効力感を感じやすくなります。
 
ジョブ・クラフティングの3つの視点
・仕事全体で関わる人との交流や質を見直す
・周囲の状況、環境、仕事内容を、視野を広げて捉える
・仕事の進め方を工夫する

この3つの変化が、仕事の捉え方、進め方、成果の程度に影響を与えるといわれています。
 
効果的なテクニックは何か?
119名の医者や看護師を集めて、もっとも効果的なジョブ・クラフティングの
テクニックは何なのかを調べた実験があります。

 
①チャレンジ・シーキング(挑戦を求める)
自分の仕事に結びつくボランティアに参加したり、病院の委員会に参加したりという
今まであまりやったことのない作業を取り入れたグループ。

 
②リソース・シーキング(仲間とのつながりを求める)
今まで相談することもなかった同僚に意見を求めたり、助けを求めたりすることで
絆を深めることを取り入れたグループ。

 
③デマンド・レデューシング(効率化)
効率的な働き方を考えたり仕事を人に任せてみたり負担や問題の量を減らしていこうと
する取り組みをしたグループ。

 
最もモチベーションが上がったのはチャレンジ・シーキング(挑戦を求める)でした
新しいことに挑戦して自分が成長し前に進んでいる感覚を感じたからです。
 
最も効果がなかったのはデマンド・レデューシング(効率化)でした。
やらなくてもいい仕事を無くすのではなく減らそうと効率化を求めていったグループは
むしろ毎日の疲労感が増加していました

原因は仕事量を減らそうとしたら、やることが無くなってかえって暇になったり、
仕事量を減らすという仕事に毎日追われるようになってしまったりということが
考えられます。

 
気づきを与える
上司の指導方法には指示と気づきがあります。
 
指示:成果の時間◎、学びの深さ△、やりがい△、創造性×
気づき:成果の時間△、学びの深さ〇、やりがい〇、創造性◎
 
指示が効果的な場合
・新人に型を教える
・創意工夫が不要
・短期的な時間で終わらせないといけない
 
気づきは相手にゆだねることです。
気づきが効果的な場合
・やりがいを与えたい
・能力を引き出したい
・学びを最大化させたい
・個人の創意工夫が必要
 
気づきの場合はやりがいを与える以外に上司が考えていないようなアイデアを
出してくれることもあります。


長くなりましたので続きは次回にします。


次回はやってはいけない「叱り方」です。
叱り方が悪いと職場だけでなく、家族や友人関係も悪くなります。自分がダメな叱り方をしていないか?
気になる方はご覧ください。

 

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