秋田県秋田市

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泉さくら薬局

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ジェネリック医薬品とは?

ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)の特許期間が満了した後に、
厚生労働省の承認を得て製造・販売される、新薬と同じ有効成分の医薬品です。
新薬と比べて開発にかかるコストが格段に安価なので、お薬の価格も安く
抑えられています。
 
ジェネリック医薬品は患者さんの自己負担軽減と
国の医療費の効率化にも繋がり、社会的にも期待されています。

 
患者さんの医療費負担は全額ではなく一部の13割を負担しています。
残りの医療費を健康保険組合や市区町村が支払います。
 
国の医療費は年間で約40兆円。
医療費の中でも薬剤費はおよそ8兆円といわれていて、
ジェネリック医薬品に変更することで医療費の削減をすることができます。
 
ジェネリックに変更することで3060%、
お薬代が安くなると言われています。

 
ジェネリック医薬品は安全か?
ジェネリック医薬品は生物学的同等性試験等において、新薬と同等であると、
国が認めたものです。

ただし、医薬品には新薬、ジェネリック医薬品にかかわらず、まれに副作用が
発生することがあります。

 
ジェネリックの短所
ジェネリックは先発品と有効成分は同じですが添加物などが違う物もあるので
湿布やローションなどで使用感が先発品と違うものがあります。
泉さくら薬局ではローションなど使用感が違うものは患者さんに説明して
先発品を勧めることがあります。
 
先発品の種類は多いので、当薬局では先発品の全てのジェネリックを
在庫していません。
ジェネリックに変更できないことがあります。
 
当薬局のジェネリック使用率は92%です。
多くの方がジェネリック医薬品に変更していますし、自分も薬を飲むなら
ジェネリックに変更するのでお勧めします。
ジェネリックに変更するしないは、その方の考えなのでどちらでもいいと
思いますがオーソライズド・ジェネリックがある場合は変更をお勧めします。
 
オーソライズド・ジェネリック医薬品(AG)
有効成分以外に原薬、添加物・製法等が新薬と同一のジェネリック医薬品も
あります。これをオーソライズド・ジェネリック医薬品(AG)といいます。
オーソライズド・ジェネリック(Authorized Generic)は
「許諾を受けたジェネリック医薬品」という意味です。
「新薬メーカーから許諾を受けたジェネリック」です。
 
医療費削減のためにジェネリックに変更したほうがいいので
当薬局では基本的にはジェネリックを勧めています。

 
次回は薬局勤務者向けの話です。
以前はジェネリック使用率がここまで高くなかったのですが、
どうやって使用率を92.75%まで上げたのか?
当薬局でジェネリックをどう勧めているのかを紹介します。

 

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