冷たい雨の柏崎。
今は霧雨のような状態。
暗く感じるのは天気のせい?
それともまちの元気のなさを物語っているのか???
4月9日の日曜日は統一地方選の新潟県議選。
それなのに、県内27選挙区のうち、13選挙区が無投票となり、
早くも21人の当選が決まっています。
ここ柏崎も定員2名で立候補者2名。
「始まらないうちに終わってしまった」そんな印象です。
一有権者として、
たとえ選挙がなくても
立候補者の声(考え)が聞きたかったのですが、
うまく調整して定員内に収めた感じがしてなりません。
数年前までは、
原発再稼働問題や経済、雇用、福祉といろんな議論があり、
声を大にして駆けずり回ったいた立候補者の姿も
今はさびれゆくまちの象徴のように、ひっそりと静まり返っています。
有権者が意思表示をできない。
立候補者の思いも届いてこない。
こんな選挙は初めてです。
だいたい、
柏崎刈羽原発を抱えているまちで立候補者がいないなんて、情けない。
すでに当選しているおふたりも安堵感からか、
とてものんびりされているようで、
どんな構想をお持ちなのか、それさえわかりません。
ひとたび外を向けば海の向こうには一筋縄でいかない国がぽつぽつとあり、
世界最大級の原発を抱えている新潟県がそしてこの柏崎が、
どういう舵取りで進んでいくのやら。
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