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寒暖差アレルギー

2021年10月1日
 
寒暖差アレルギー
 
|寒暖差アレルギーとは
 
暖かい所から寒い所へ移動したり、冷たい空気を吸った時などに
鼻水が出たり、鼻がむずむずしたり、くしゃみが止まらないことがあります。
 
「寒暖差アレルギー」と呼ばれています。
でも、アレルギーではありません。
正式には「血管運動性鼻炎」というそうです。
 
花粉症はスギ等の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が起こります。
寒暖差アレルギーの場合、アレルギーを起こす物質はありません。
温度差が刺激となって起こる症状です。
 
|原因
 
自律神経のバランスが関係していると考えられているそうです。
 
神経は「中枢神経」と体中に張り巡らされている「末梢神経」に分けられます。
さらに末梢神経は「体性神経」と「自律神経」に分けられます。
「体性神経」は意思によって身体を動かすときに働きます。
「自律神経」は意思に関係なく身体の機能を調整するために働きます。
鼻水が出たりするのは自律神経の働きによるものです。
 
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は活動するときに働きます。
副交感神経はリラックスしているとき、安静時、就寝時に働きます。
これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節しています。
 
寒暖差で自律神経のバランスが乱れると、
血管の収縮や拡張によって鼻水がでると考えられています。
 
|対策
 
「こういう時に起こる」とわかっていることがあれば、避けるようにしてください。
 
体が感じる寒暖差をなるべくなくすることが大事です。
マスクは鼻への刺激を受けにくくします。
マフラーやスカーフで首元を温めたり、手首・足首を冷やさないようするといいです。
 
自律神経を乱す原因になることを避ける。
自律神経のバランスが乱れる原因として、不規則な生活、ストレスなどが挙げられます。
 
生活習慣の改善とストレスのコントロールが大切です。
バランスのとれた食事、適度な運動、規則的な睡眠など
健康的な生活によって自律神経のバランスを整えましょう。
 
|薬の使用
 
自己判断で薬を使用するのは注意が必要です。
医師や薬剤師に相談して、用法容量を守って使用してください。
 

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