2021年5月1日
 
新型コロナワクチン接種後もマスク着用
 
｜新型コロナワクチン接種
 
新型コロナワクチンを接種した人は接種していない人よりも、
COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の発症が少ないことが分かっています。
 
日本でもワクチン接種が徐々に進められています。
しかし、すぐに多くの人が予防接種を受けられる状況ではないようです。
現在は、ワクチンを接種した人と接種していない人が共に社会生活をしています。
 
｜感染が起きる３つの要因と感染対策
 
感染は３つの要因がそろうと起きます。
・感染源（病原体）
・感染経路
・宿主（抵抗力が弱い人）
 
感染を予防するためには３つの要因がそろわないように対策をします。
・感染源の排除
殺菌、消毒
・感染経路の遮断
清潔、清掃、衛生管理、検疫等
・抵抗力の向上
ワクチン接種、バランスのとれた食事、睡眠、運動、休養
 
｜ワクチン接種後も感染対策が必要
 
ワクチン接種は感染が起きる３つの要因を取り除く手段の１つにすぎません。
1つだけの対策に頼るよりも複数の感染対策をするほうがよいです。
 
接種した人同士でも、抗体が十分できていなければ、感染するかもしれません。
変異ウイルスに対するワクチンの効果が十分でなければ感染するかもしれません。
 
｜誰もが十分な感染対策をできるわけではない
 
すべての人が感染の３つの要因を取り除く行動をできるとかぎりません。
ワクチン接種を受けることができない人やマスクをつけられない人は
個人の事情に合わせた対策をする必要があります。
 
｜新型コロナワクチン接種後もマスクを着用する
 
感染を防止するためには、感染リスクを減らす行動を継続する必要があります。
 
・「3つの密（密集・密接・密閉 ）」の回避
・マスクの着用
・石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒
 
※厚生労働省、文部科学省等の資料を参考にさせていただきました。