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ウィズコロナ 食中毒予防

2020年9月1日

ウィズコロナ 食中毒予防

新型コロナウイルスの予防対策をするとともに、食中毒の予防対策も必要です。

持帰りや宅配における食中毒予防

新型コロナウイルスの影響で飲食店等では客が減りました。
そして、
持帰り(テイクアウト)や宅配(デリバリー/出前)等の
サービスをする飲食店等が増えました。

持帰りや宅配は、
調理してから食べるまでの時間が店内で食べる場合よりも長くなります。

このため気温や湿度の上昇により食中毒のリスクが高まります。
サービスを提供する飲食店等では十分な食中毒予防対策が必要です。
利用者もできるだけ早く食べる等の注意が必要です。

家庭での食中毒予防
「つけない」
「増やさない」
「やっつける」


腹痛や下痢、おう吐などの症状が急に出たときに疑われるもののひとつが食中毒です。
食中毒は飲食店等で食べる食事だけでなく、家庭でも発生します。
家庭では、症状が軽かったり、家族全員に症状が出るとは限らないため、
食中毒だと気付かないケースもあるようです。

食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。
夏場には細菌が原因となる食中毒が多く発生しています。
腸管出血性大腸菌(O157等)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などが代表的です。
細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖します。
そして、人がそれを食べることにより食中毒を引き起こします。
細菌による食中毒を防ぐためには3つのことが原則となります。
・細菌を食べ物に「つけない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」

災害時の食中毒予防

今年は7月までに台風が2個しか発生していません。
7月は台風の発生がゼロでした。これは統計史上初めてだそうです。
しかし、大雨による大きな被害を受けた地域がありました。
8月以降は台風が発生しやすくなると予想されているようです。
大雨や暴風への備えを十分にしておいたほうがよいかもしれません。

災害が起こると、食品の保管状態が悪くなり、食中毒が発生しやすくなります。
以下のようなことに気を付けましょう。
・調理や配付、食事の前によく手を洗う。
水が十分に確保できない場合には、ウェットティッシュ等を活用する。
・調理を行う際は、食材を火や熱湯で十分に加熱する。
野菜などを生で食べる場合はよく洗う。
・下痢、発熱、手指に傷がある方は、食品の調理や配付を行わない。
・調理を行う台所や食器などを可能な限り清潔に保つ。
・避難所等では、出された食事は保管せずできるだけ早く食べる。

※厚生労働省等の資料を参考にさせていただきました。
 

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