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オレンジ新聞


お薬の豆知識
湿布はお薬の中でも身近な存在だと思いますが、色々な種類があるのはご存じですか?
湿布は痛みを抑える薬剤が含まれていて、皮膚から吸収されて効果を発揮します。
飲み薬に比べると痛みのある所にだけ効果を発揮するので、副作用が少ないというメリットがあります。
湿布には大きく分けてパップ剤とテープ剤、冷湿布と温湿布が存在しています。
それぞれ特徴があり、下記の通りになっています。

・パップ剤
水分を多く含んでいるのが特徴で、パップ剤に含まれている水分が蒸発することで熱を下げる効果があります。
また、肌との密着性が低いので、かぶれにくいというメリットがあるのですが、
同時に剥がれやすいというのがデメリットになっています。

・テープ剤
肌との密着性が高く剥がれにくいのが特徴になっています。
メリットとしては、関節などよく動く場所に貼っても剥がれにくいので、貼り直す手間が少なく長時間使用することができます。
デメリットとしては、剥がす時に皮膚を痛めたり、長時間の使用でかぶれやかゆみが出ることもあるので注意が必要です。

・冷湿布
捻挫や打撲などの急に起きた怪我の場合は、熱を持ったり腫れたりして赤みを帯たりすることがあります。
この場合は熱を下げて炎症を抑えることが効果的なので冷湿布を使うのがいいでしょう。

・温湿布
筋肉の緊張や血行の悪さによる痛みは、血流を良くして温める効果がある温湿布が効果的になります。
しかし、温湿布、冷湿布は両方とも鎮痛作用を持っているので、使用感の良い方で選んでも問題はありません。




 

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