少し前になりますが大学の友人が新たに薬局を開局したとの事で熊本まで足を運んでまいりました。

熊本は、やはり、暑いです（笑）。また、市内はとても活気があり、若者向けのレストランやアパレルショップが立ち並び、人通りも多かったです。
そんな中を路面電車が走り、熊本城もありと、都市とレトロな部分が共存しておりました。

老若男女問わず生活しやすい町ではないかなと感じました。

さて、友人の薬局はまだ新築らしく非常に清潔でした。もともと医薬品開発メーカーで働いていた彼ですが薬局の仕事を始めてから

「患者さんに直接ありがとうって言ってもらえるのがめちゃくちゃ嬉しい。」

と話していたのが印象的でした。

そして、この業界14年目になる自分もハッとさせられる言葉でした。

東日本大震災からコロナから、DX化やら医薬品供給問題やら、長く働いていますといろんな出来事に遭遇します。

そんな中、この仕事で最も尊い事のひとつを、そしてシンプルにやりがいになっていた事を友人は私に思い出させてくれました。彼は常に全力で患者さんと接しており、患者さんや医師からの信頼もとても厚いそうです。

「友よ、ありがとう。」

そう心の中でつぶやき熊本空港に戻る私でした。