本日、6月1日、エクロックゲルのツイストボトルが発売されました。
「エクロックゲル5%」は2020年9月に承認された、保険で処方できる日本初の原発性腋窩多汗症(わき汗)の治療に対する外用薬(塗り薬)です。
今回追加発売されたツイストボトルは、従来品に比べ使いやすく、手が汚れにくいという容器です。
切替えではなく、従来品との併売だそうです。
メーカーさんから形状見本を頂きましたので、さっそく見てみましょう。
大きさを比較するとだいぶコンパクトですね。
まず、蓋がいいですね。改良してあります。
カチッとした手ごたえでしっかりロックがかかる、スクリュー式です。
従来品は蓋がゆるくて外れやすかったので、手荷物に入れたときに外れてしまうこともあったのではないでしょうか。
これなら持ち運ぶ際もこぼれる不安がありませんね。
直接、脇に塗れる形状です。
従来品の『アプリケーター(蓋についている皿みたいなもの)』と比べるとかなり手軽ですね。
市販のデオドラント製品のような雰囲気がありますね。
容器上部の白い部分を半回転して戻すと1回分(片わき分)の薬剤がでてきます。
こちらもカチッとした手ごたえがあるので、非常にわかりやすいです。
容器の透明度も上がっているので、残りの薬液の量が分かりやすくなっています。
外用剤は手にとって使うものですから、ユーザーの視点に立った細かい配慮がありがたいですね。
メーカーさんのデバイス開発への熱意が感じられる製品です。
このツイストボトル容器は40gしかないので、もし20gで処方がでた場合は従来品しか選択肢はないようです。
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