岩手県盛岡市

心をこめて、あなたの健康をサポートします!

津志田南オレンジ薬局

tel
019-613-8129
fax
019-613-8130

甘くない砂糖の話


こんにちは。薬剤師荒木です。



写真は、雫石町「まんま」のジェラート。


効率的な筋トレと体調管理のために、ここ2ヶ月「砂糖」を摂取するのを控えています。
(炭水化物は適度に摂っています)

いままで、朝はコーヒーとお菓子、チョコ。

日中はエナジードリンクや甘めの清涼飲料水。

夜はアイスなど。

健康診断での異常がないのをいいことに、いままで特に気をつけることなく過ごしてきました。


砂糖を「断つ」ようになってから気がついたのですが、

ソース等の調味料、冷凍食品、加工肉、一見そうとは思わない数多くの食品にも、砂糖が含まれていました。

自分でも気付かぬうちに口にしていることがほとんど。

日本人の平均砂糖摂取量は年間25.2㎏。1日当たり約69グラム。

WHOの基準では1日当たり約25グラム。

バレンタインデー前に苦い砂糖の話ですが、私を含めほとんどの日本人が「砂糖」をとりすぎているのですね。

砂糖の過剰摂取は、2型糖尿病、脂質異常症、心臓病、がんを引き起こします。

その他、うつ病、骨粗しょう症、冷え性、老化を促進させる糖化など悪影響多数。

一般的な甘い清涼飲料水には全量の約10%に相当する糖類が含まれています。

例えばコーラ、500mlなら56g入っています。余裕で基準値オーバーですね。

まさに砂糖を取りすぎていた私、摂取を控えてから一番実感したのが、

「アレルギー症状が落ち着いた」ということ。

慢性的にくしゃみ鼻水鼻づまりがひどい状態で、一年中抗アレルギー剤を服用していました。

しかし今現在、なにも薬を服用していないにもかかわらず悪化していません。

これにはちゃんとした仕組みがありました。

砂糖の過剰摂取 → 血糖値を安定させるため副腎からホルモン(コルチゾール)が分泌される
                      → 副腎に負担がかかりホルモンの分泌が現象する(アレルギーに対抗するホルモンの減少)
                      → アレルギー症状の悪化

 

日常的な砂糖の過剰摂取がこのアレルギー症状悪化の悪循環を引き起こしていたのでした。

健康診断ではででこない、副腎の異常があったのではと思います。


岩手県でのスギ花粉飛散時期は3月上旬から。

薬だけに頼らない、花粉対策。

「砂糖」断つだけ、簡単です。

みなさんもやってみては?

コメント

ただいま、この記事ではコメントを受付しておりません。

11NOVEMBER 2024

11月 2024
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

カテゴリー別

カテゴリー別 (旧ブログ)

各月の日記