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2020.01.21
投稿日:2020年1月21日
カテゴリ:日記
こんにちは、薬剤師荒木です。
週1回のブログ更新を心がけていますが、ネタ切れにて先週はお休みしました。
ネタがないわけではないのですが、あまりにも脱線しすぎて私物化しているブログだなと反省し、今年こそは健康に役に立つ情報を発信せねばと考えていました。
先日のお休みは、「安比高原スキー場」に行ってまいりました!(脱線)
ゲレンデまでの道路はごらんの通り、圧雪、凍結路面。
以前、ブログでも取り上げましたが、格安スタッドレスタイヤ「KENDA ICETEC NEO」で走ってきました。格安でも滑らず全く問題なしです!
こちらの「安比高原スキー場」はコースも多種多様。初心者から上級者まで楽める岩手を代表するゲレンデです。
コースが長すぎて降りるまでに足が疲れてしまいました。なんと最長滑走距離5.5キロだそうです。
さて、ここからが本題。
冬は夏と比べて陽射しが弱いから、紫外線対策はしなくてもいいや~という人、いませんか?
でも、もしあなたがスノーボードやスキーをするのであれば要注意!
ゲレンデでのウィンタースポーツでは、日焼けよりも強く焼けてしまう「雪焼け」があるのです…!
では、通常の日焼けと雪焼け、なにが違うのでしょうか?
結論からいうと、大まかには同じです。
どちらも紫外線によるダメージ。
ただ、受ける紫外線の強さや向きが異なるため、出る症状に差があります。
通常の日焼けは、直射日光を浴びることによっておこるものですが、
雪焼けの場合には、その直射日光にプラスして雪の反射による紫外線も受けることになります。
雪の反射による紫外線量はとても多く、通常アスファルトの紫外線反射が10%程度に対し、新雪の紫外線反射率はなんと80%に達します。知っていましたか?
問題は、紫外線が直接目に入ってくること。
これが原因で、目の日焼け「雪目」がおこります。
言い換えると、紫外線によって起こる「表層角膜炎」のことです。
症状は数時間後。雪山から帰って寝ていたら激烈な眼痛で目を覚まし、まぶしさや流涙で目が開けられなくなって眼科を訪れるケースが多いようです。
また、目は紫外線を浴びると全身にメラニン色素を作る指令を出すといわれているので、シミの原因にもなります。
気象庁のデータでは、標高が1,000メートル高くなるにつれ、紫外線量は約10%増加するとされています。
スキー場や冬山は標高が平地よりも高いので、そもそも浴びる紫外線の量も多いということを意識しておいたほうがいいでしょう。
短期間で急激な紫外線を浴びるため、雪焼けは通常の日焼け肌よりも戻りにくく、炎症や痛みがひどい可能性があります。
対策として、SPF/PA値の高いサンスクリーン剤の塗布はもちろんですが、できるだけ肌を出さないのが鉄則。
帽子、手袋、ネックウォーマー、顔もなるべくフェイスマスクで隠すとよいですね。防寒にもなります。
UVカット率の高いゴーグルやサングラスも必須です!
紫外線の弱い季節だからと、けっして侮らずに、しっかりと予防対策を行いましょう。
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