9月25日 日曜の朝、急に腰が痛み出しました。しかし、腰が痛くなるような事をした覚えはありません。腰と言っても真ん中ではなく、へその高さで右側、むしろ脇腹に近い当たりが痛みます。気にはなりますが、大した痛みではないのでそのうち良くなるだろうと放っておきました。
所が、5日経ち、1週間経っても良くなりません。良くなるどころか、少しずつ痛みが増しているようです。いよいよこれは大変とようやく漢方薬を飲むことにしました。さて、改めて確認すると、日照不足と長雨による陽気の不足と湿気が病の原因として濃厚です。では、病はどこにあるのでしょう?霊枢という古典にこんな条文があります。
手屈而不伸者其病在筋
(手、屈して伸びざる者その病筋にあり)
伸而不屈者其病在骨
(伸びて屈せざる者その病骨にあり)
私の場合、腰を曲げなければ何ともありませんが、ちょっと右にかがむとかなり痛みます。伸びて屈せざる訳ですから、病は骨にあるという訳です。早速、陽気の不足、湿気、病は骨の3つをポイントに薬を選択し昨日から飲み始めました。今まで5回の服用で痛みは3割ほどに減りました。どうやら何とかなったようです。
何とかの不養生じゃありませんが、患者さんには色々注意をしていても普段はずぼらな私。仕事を休むようにならなくて良かった。
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