レナードの朝という映画があります。ロビン・ウイリアムズ演じる医師が、ロバート・デ・ニーロ演じる嗜眠性脳炎の患者にある新薬を飲ませると30年ぶりに眼を覚まし、楽しい時を過ごします。ただし、薬の効果は一時的でまた元に戻ってしまうというお話。当時、ロビン・ウイリアムズが好きで、出演作はほとんど観ていました。感動ものが多かった印象。
さて、話は変わって腕時計の話。先日、ふと棚に置いてある普段使い用の腕時計に眼をやると、秒針が行ったり来たり止まってしまいそう。電池が無くなったんだな。電池交換しなくちゃと思いながら、何気なく狂った時間を合わせました。翌朝。電池が少ないはずの腕時計は昨日時間を合わせて以降、きちんと時を刻んでいます。一時的に電圧が上がったかと思っていましたが、2日経っても3日経っても時間は正確なまま。あっ!これレナードの朝みたいだ!10数年ぶりにレナードの朝を思い出しました。果たして件の腕時計もレナード同様、数日正確に時を刻んだ後に再び止まったのでした。
レナードの朝とからませたせいで、何となく感動の話みたいですが、ただ単に腕時計の電池が切れただけの話でした。さっさと電池交換した方が良いですね。
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