先週の日曜日、畑の草取りでもしようかと思いましたが、あまりの暑さに断念。これといって予定もなく、中止になった夏の映画祭の代わりにとDVDを借りて観る事にしました。急に借りる事にしたので、借りたい映画も決まっておらずDVDコーナーをウロウロ。せっかくだから無難なやつよりも普段観ないような映画が良いなと探していると、ふと目に留まったのがこの映画。
邦題はマイ・マザーになっていますが、原題はI killed my motherです。17歳の少年とそのお母さんの間の思春期によくあるゴタゴタ。それにヨーロッパ的な問題がプラスされてこんがらがる感じ。ちなみに一人も死にません。この位の歳の頃の自分とシンクロする部分が多かったりして、感情移入できてなかなか面白かったんです。が、やっぱりフランス映画。意図しているのか、そうでないのかわかりませんが、いちいちオシャレ。主人公の空想や回想部分、使われる音楽など何気ない部分にオシャレ感が散りばめられています。主人公の髪型ひとつ取っても一味違います。所謂、意識高い系ってやつですね。今までいくつもフランス映画を観ましたが、どれも意識高い系って感じます。イギリスやドイツ映画だとそういう風に感じた事が無いから、やっぱりフランス独特の雰囲気とか国民性なんですかね?
映画にしてもファッションや髪型にしても、このフランスっぽさを日本人が真似すると返ってかっこ悪くなるのはなぜでしょう?フランス人が着物を着てもしっくりこないのと一緒?何事も身の丈に合ったものが一番ですね。ちなみに私は痩せすぎで、着物も浴衣も似合いませんけど(笑)
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