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昔懐かしい、新潟の夏の「くじら汁」

子供の頃、
新潟県では夏になると夏バテ予防に「くじら汁」を作りました。
今ではあまり聞きませんがね。
小さな時はあの塩くじらの煮た臭いが苦手て…
家じゅうが臭くなり、ワイワイ言っていたのを思い出します。


くじら汁とは、
塩漬けにしたくじらの皮や脂身を野菜と一緒に味噌や醤油で煮た郷土料理で、
夏場の大切な脂肪とたんぱく源でもあったようなのです。

実は新潟は昔からの北前船の影響が色濃く残っており、
くじら汁もその一つ。

西日本で獲れたくじらが塩漬けにされ、新潟に運ばれ、
それを地元の丸ナスや夕顔を使い、
塩くじらを短冊に切り、みょうがや青ネギを薬味にいただいたものです。
主流の味噌仕立てや地域によっては醤油仕立てで食べる夏の定番。
海のない山間部でも保存できるのため、真夏のスタミナ源として食べられていたようです。

こちらがそのくじら汁。↓↓↓

今は作らなくなったため、地元JAさんの写真をお借りしました。
見た目は素朴なこ~~~んな感じでした。
思い出したわ。!(^^)!

高齢の方と同居されているおうちは今でも作るのかなぁ~。

ちなみに先ほどの具材の夕顔。
新潟の一部地域では「ゆうごう」って言います。
これまた新潟県人にとっては懐かしい、こ・と・ば。

あえて残していかないと、
時代とともに消え去るものって、沢山あるものですね。
 

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