柏崎市では、
2007年の中越沖地震で被災した方々の住まいとして、
駅前に公営住宅を140戸建設。
子供さんがいても子供さんが地元に居なかったり、
身寄りのない一人暮らしの方や高齢で住宅再建のめども立たないような方が、当時は優先的に入居。
あれから17年。
高齢の方はさらに高齢となり、
先日も、知り合いの方のお友達が亡くなりました。95歳。
前の日の夕方もお買い物をして、お元気だったそうですが、
朝、ヘルパーさんがおそうじに行って発見。お亡くなりになっていたそうです。
実は立て続けにおふたり亡くなりました。
それ以前からも亡くなっている方が多いのです。
たびたび救急車騒ぎもあります。
具合が悪いなんてのは日常茶飯事。
サイレンの音がすると、あそこだね!といくらい頻繁です。
お風呂で亡くなっていて、一人身なので発見が遅れかなり腐敗していたとか、
駅前の公営住宅にはそんな「死」にまつわる話題が多く、
できた当初は羨ましいくらいの生活で、何人かの方からお部屋を見せていただいたりして、
皆さんとても喜ばれていましたが…
今、なんだか切実な問題に直面しているようで心を痛めております。
直接的な災害関連死ではないとはいえ、
災害で人生が変わってしまった最後がこれではちょっと切ない。
この被災者住宅の今後ってどうなるんだろう。(;一_一)
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