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新型コロナとインフル 冬の脱水

2022年12月1日
新型コロナとインフル 冬の脱水
 
|新型コロナ(新型コロナウイルス感染症)とインフル(季節性インフルエンザ)の同時流行
 
今年の5月から6月にオーストラリアでインフルが流行したそうです。
 
日本では、感染対策が緩くなり、海外からの旅行者も増加しています。
 
今年の冬は、新型コロナの感染拡大が夏を上回る可能性があり、
インフルも流行する可能性があるのではないかと考えれています。
同時に多数の発熱患者が出る可能性があります。
 
|新型コロナとインフルのワクチン同時接種
 
発熱外来にかかりずらくなる場合に備えて、準備が重要です。
現在は、新型コロナとインフルのワクチンを同時に接種できます。
 
新型コロナ抗原定性検査キット・解熱鎮痛剤を準備しておくとよいです。
これまでと同様に感染対策を続けることも大切です。
 
|新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」
 
塩野義製薬が開発したゾコーバが11月22日に製造販売を緊急承認されました。
ゾコーバは重症化リスクが低い患者でも服用できる飲み薬です。
感染初期に服用すると、症状改善までの時間が短くなるそうです。
 
|マスク着用で水分不足
 
マスクをしていると、のどの渇きを感じにくくなり、水分不足に気付くのが遅くなります。
マスクを着けるのが日常になり、水分を補給する機会が少なくなりがちです。
 
健康のためには、こまめな水分補給が効果的です。
 
|冬の脱水
 
冬は空気が乾燥し、室内でエアコンなどの暖房器具を使用すると湿度が下がります。
乾燥した環境では、皮膚や粘膜、呼気からも、水分が失われます。
夜寝ている間にも体の水分は失われています。
 
加湿器の使用や寝る前にコップ一杯の水を飲むことで、睡眠中の脱水予防になります。
 
|水分摂取量の不足がリスク要因となる病気
 
中高年で多発する脳梗塞や心筋梗塞は冬になると増える病気です。
 
脳梗塞による死亡者数は日本人の死亡原因の中でも多くを占めていて、
後遺症で介護が必要となることが多い疾患です。
心筋梗塞による死亡者数も日本人の死亡原因の中で多くを占めています。
 
寒さで血管が縮むことに加えて、失われた水分の補給を怠った結果、
血液がドロドロになることも脳梗塞や心筋梗塞の要因の一つと考えられています。
 
|冬の乾燥対策
 
冬は乾燥するので、室内の湿度を50~60%前後にすることが病気の予防にもなります。
加湿器を使用する、濡れタオルを干す、換気を定期的に行うなどの方法があります。
 
保湿クリームを塗ったり、肌の露出が少ない服装をする方法もあります。
 
|こまめに水分補給
 
入浴中や就寝中、スポーツ中はたくさんの汗をかき、水分が不足しがちです。
寝る前、起きた後、入浴の前後、スポーツ中及びその前後には水を飲みましょう。
 
のどの渇きを感じてから水を飲むのではなく、のどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。
 
アルコールには利尿作用があり、体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給には適しません。
お酒を飲んだら、水分補給が必要です。

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