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風疹の流行

2018年10月22日

風疹の感染が関東を中心に拡大していて、大流行する懸念があるそうです。
患者は30〜50代男性に多く、
昭和54(1979)年4月1日以前に生まれた男性は、接種機会がなかったことが指摘されています。

 
風疹に一度感染すると、大部分の人は風疹にかかることはないのですが、
調査では、「風疹にかかったことがある」と答えた人の半分以上は抗体がなかったそうです。
つまり、検査を行わずに症状だけで風疹と診断されたけど、実際にはそうでなかったということのようです。

 
風疹は患者のせきやくしゃみなどを介して感染します。
感染後2〜3週間の潜伏期間の後、主に発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。
症状が出ない人もいるそうです。
大人が感染した場合は発熱や発疹の期間が小児に比べて長く、関節痛がひどいことがあり、
仕事を休まなければならない場合もあるようです。


ワクチンを2回接種すれば、ほとんどの人は免疫ができます。


妊娠初期の女性が感染すると、
産まれてくる子供に心臓病や難聴、白内障などのCRS(先天性風疹症候群)の障害が出る恐れがあるということです。

しかし、妊婦はワクチン接種できません。
CRSを予防するためには、妊娠前の接種と家族の接種が重要です。

ちなみに、免疫がある人がワクチン接種しても特別な副反応が起こることはないそうです。

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