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新型コロナエアロゾル感染 二百十日 防災

2022年9月1日
新型コロナ エアロゾル感染 二百十日 防災
 
|エアロゾル感染
 
新型コロナウイルスの感染の拡大が続いています。
 
人が呼吸、咳・くしゃみ、会話などをするとき、鼻や口から粒子を放出します。
粒子は大きさや性状に応じて飛沫(ひまつ)やエアロゾルと呼ばれます。
 
飛沫は水分を含み重いため、到達するのはおおむね2メートル以内です。
エアロゾルは飛沫より細かく、数分から数時間浮遊し、2メートル以上まで到達します。
 
ウイルスを含むエアロゾルを吸い込むことによる感染をエアロゾル感染と言います。
 
感染者が呼吸をするとウイルスを含む粒子が放出されます。
大きな声を出したり、歌ったりすると、放出される粒子の量が増えます。
 
感染者との距離が近いほど感染する可能性が高く、遠いほど低くなるといわれています。
 
|3密
 
換気が悪い環境や密集した室内では、エアロゾルが空中に漂う時間や距離が長くなります。
こうした環境で、感染者から離れたところにいて感染したのではないかという事例があります。
 
新型コロナの感染が起こりやすい環境条件は「3つの密」です。
密閉:換気の悪い閉じられた環境
密集:狭い空間に多くの人が集まっている環境
密接:お互いの距離が近く、会話などをしている環境
 
3つの条件に1つでも当てはまる環境に感染者と一緒にいると、感染する可能性は高くなり、
条件が重なるとより高くなります。
 
|換気と熱中症
 
エアロゾル感染対策のひとつとして換気が重要です。
一方、熱中症の予防のためにエアコンや扇風機を活用することが必要です。
 
一般的な家庭用エアコンは換気を行っていません。
窓を開けたり、換気扇で換気をすると室内温度が高くなります。
設定温度を28℃にしても、室内が必ずしも28℃になるとは限りません。
そのような場合は設定温度を下げましょう。
 
|マスク着用と熱中症
 
感染対策として、マスクの素材は不織布が布やウレタンより効果が高いと確認されています。
また、マスクを顔にフィットさせるなど、正しく使用しないと効果がありません。
 
高温や多湿の環境でのマスク着用は熱中症のリスクが高くなります。
屋外で人と十分な距離が確保できる場合、マスクをはずす。
マスクを着用した状態で強い負荷がかかる作業や運動は避ける。
 
|二百十日(にひゃくとおか)と防災の日
 
8月上旬には各地で線状降水帯が発生して、大雨による大きな被害がありました。
 
立春 (2月4日か5日) から数えて 210日目の日(9月1日頃)を二百十日と言います。
この頃、台風が接近・上陸することが多いので、昔から農家の厄日として警戒されています。
さらに10日過ぎた頃も、二百二十日として警戒されています。
 
9月1日は「防災の日」、8月30日から9月5日までは「防災週間」です。
 
防災関係機関や人々が災害についての認識を深めるとともに、備えを充実強化して、
災害を未然に防止したり、被害を軽減できるように、実践的な防災訓練等が行われます。
 
|災害による避難
 
避難情報が出されたとき、安全な場所にいる人は避難場所に行く必要はありません。
ハザードマップで自宅が安全だと確認できた場合は、自宅で避難しても構いません。
安全な親戚・知人宅に避難することも検討してください。
 
避難する前に市町村ホームページ等で避難場所、避難所を確認してください。
 
避難所へ行くときはマスク・消毒液・体温計などを自分で準備してください。
 
新型コロナの自宅療養者や濃厚接触者は各市町村の担当から指示を受けてください。

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