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コロナ禍 成年年齢引下げ 飲酒

2022年4 月1日
 
コロナ禍 成年年齢引下げ 飲酒
 
|飲酒に関する法律
 
2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられます。
酒、たばこ、公営競技(競馬、競輪など)の年齢制限は20歳のままです。
20歳未満の飲酒は未成年者飲酒禁止法によって禁止されています。
 
アメリカでは飲酒できる年齢は21歳からと法律で決めれれています。
旅行客にも適用されるそうです。
20歳の人がアメリカ旅行中に飲酒すると日本人でも法律違反になるそうです。
 
|4月は「未成年者飲酒防止強調月間」
 
未成年者の飲酒防止を推進するために全国的な広報啓発活動が行われます。
1996年から4年ごとに未成年者の飲酒状況について全国調査が行われています。
未成年者の飲酒は改善傾向にあり、補導者数も減少しているそうです。
 
|若者の飲酒と健康へのリスク
 
成長過程にある若者の飲酒は身体的、精神的にリスクがあると言われています。
急性アルコール中毒が若者に多い理由として考えられるのは、
脳が酒に慣れていないことや危険な飲み方をすることなどです。
アルコール依存症は中高年に多いですが、青年期の飲酒が深く関わっているそうです。
 
|飲酒の効果
 
適量の飲酒は健康にプラスだと言われています。
適量の飲酒は気持ちをリラックスさせたり、会話を円滑にします。
アルコールは寝つくまでの時間を短縮させるので、寝酒をする人もいます。
しかし、夜中に目覚めて、その後なかなか眠れなくなります。
大量の飲酒は運動機能を低下させたり、意識障害の原因になります。
 
|コロナ禍での家飲み
 
コロナ禍で人と会う機会が減って、家にいる時間が長くなり、
不安やストレスで酒量が前より増えたという話を聞くことがあります。
 
家で飲みすぎないためのコツがあるようです。
食事、おつまみ、水分を取りながら飲む。
ゆっくり時間をかけて飲む。一口飲んだら、容器を置く。
飲む時間、飲まない時間を決める。
飲酒以外にストレスを発散する方法を見つける。
 
|新型コロナワクチン接種と飲酒
 
新型コロナワクチン接種の前後には過度の飲酒を避けた方が良いそうです。
ワクチン接種後は、発熱や頭痛、倦怠感などの副反応が出ることがあり、
飲酒により症状が強くなる可能性があるため、避けた方が良いと考えられています。
接種当日の体調を整えるために、前日の深酒を避けた方が良いです。
 
|基準飲酒量(ドリンク)
 
日本では、従来、基準飲酒量として「単位」を使用してきました。
1単位はおよそ日本酒1合に相当し、約20gのアルコール量です。
この量は飲酒による問題の予防の観点から多すぎると考えられています。
近年、1ドリンク = 10gという基準飲酒量が提案され、使用されています。

酒のラベルに書かれているアルコールの度数は体積パーセント(%)です。
度数5または5%のビールには100mL(ミリリットル)に純アルコールが5mL含まれています。
5%のビールの中ビンまたはロング缶1本(500mL)に含まれる純アルコール量は20gです。
500(mL) × 5(%) / 100 × 0.8(アルコールの比重) = 20(g)
 

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