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新型コロナウイルス感染症とはたちの献血

2022年1月4日
 
新型コロナウイルス感染症とはたちの献血
 
新型コロナウイルス感染症による影響が献血でも出ています。
献血血液は輸血だけでなく、医薬品をつくるためにも必要です。
若い世代の献血への理解と協力が必要です。
 
|ワクチン接種後の献血
 
新型コロナウイルスのRNAワクチンを接種後、
48時間を経過していれば献血できるそうです。
アストラゼネカ社製ウイルスベクターワクチンなどを接種した場合、
献血できないそうです。(2021年9月8日時点)
 
インフルエンザ予防接種の場合、接種後24時間は献血できません。
他の予防接種でも、献血できない期間が決まっています。
 
|新型コロナウイルス既感染者も献血できる
 
新型コロナウイルスに感染したことがある人も条件に該当すれば献血できるそうです。
・症状消失後、4週間が経過している
無症状の場合、陽性となった検査の検体採取日から4週間が経過している
・回復後に治療や通院を要する後遺症がない
・問診等により全身状態が良好である
(※正確な情報をご確認ください)
 
|献血血液からつくられる「くすり」
 
献血する場合、いろいろな基準があります。
年齢や体重の他、海外に行って来たとか、ピアスとか…
 
献血で集められた血液は、血液型やウイルスなどの有無を調べた後、
成分ごとに、目的に合わせた血液製剤になります。
 
およそ半分が輸血に使用される血液製剤になります。
残りの半分は医薬品をつくるために使用されます。
 
血液は人工的に造ることができず、長期保存もできません。
1人あたりの年間の献血回数や献血量には上限があります。
 
安定的に血液製剤を確保するために、日々多くの方の協力が必要です。
献血への協力の呼びかけが毎日行われています。
 
|若い世代の献血者が減少している
 
高齢化が進んで、輸血を必要とする高齢者が増加しています。
一方では、10代~30代の献血者数が10年間で約35%減少しています。
このため、血液の安定供給に支障をきたす恐れがあるそうです。
 
患者さんに血液を安定的に届けるためには、
今まで以上に若い世代の献血への理解と協力が必要です。
 
|「はたちの献血」キャンペーン
 
冬期には献血者が減少しがちだそうです。
 
成人を迎える若者に協力していただくために、
毎年1~2月に「はたちの献血」キャンペーンが行われてきました。
 
2022年4月1日から成年年齢が18歳になりますが、
献血は成人になる前からできます。
 
16歳になると200mL献血ができます。
男性17歳、女性18歳から400mL献血ができます。
成分献血(特定の成分のみ採血)は男女とも18歳からできます。
 
 
※厚生労働省、日本赤十字社等の資料を参考にさせていただきました。
 

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