2020年12月1日
 
マスクによる肌荒れ・かぶれ対策
 
マスクは効果がある
 
 東京大学などのグループが新型コロナウイルスを使ってマスクの効果を確認した
 という発表が10月下旬にありましました。
 
 マスクを着用することにより、ウイルスの拡散を抑える効果と
 ウイルスの吸い込みを抑える効果があることを確認したそうです。
 また、マスクだけではウイルスの吸い込みを完全に防ぐことができない
 ということも確認されました。
 相手と距離を保つなどの方法を併用する必要があるということです。
 
マスクによる肌荒れやかぶれ
 
 マスクを着けていると頬や鼻の肌が荒れたり、かぶれることがあります。
 マスクで皮膚が蒸れた状態でマスクを外した後の乾燥も問題になります。
 マスク装着部のスキンケアが大切です。
 
マスクによる肌荒れやかぶれ対策
 
 マスクを着ける前に保湿クリームなどでスキンケアを行う。
 汗や汚れをこまめに拭き取る。
 マスクは自分に合うサイズにする。
 マスクのゴムの強さを調整する。
 洗顔をして肌を清潔に保つ。
 
ゴムで傷ができたときの対策
 
 フィルムドレッシングで皮膚を保護する。
 頭の後ろで紐を結ぶタイプのマスクにする。
 ゴムを耳にかけない方法を試してみる。
 
手洗い
 
 手洗いは感染症対策の基本です。
 帰宅時、料理・食事の前、口や鼻に触れる前にこまめに手洗いをしましょう。
 
 石けんやハンドソープを使って丁寧に手洗いを行ってください。
 手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できます。
 アルコール消毒液は流水で手洗いができないときに使います。
 
手洗いや消毒液による肌荒れ
 
 手洗いや消毒液で皮膚の油分も取り除かれると肌荒れの要因になります。
 予防的にハンドクリームで保湿する。
 アルコール消毒液を使う場合は保湿剤入りのものにする。
 
 保湿クリームやハンドクリームなどについて薬局でご相談ください。
 
 症状がひどい場合には皮膚科を受診することをお勧めします。
 
※厚生労働省等の資料を参考にさせていただきました。