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つけない、増やさない、やっつける

2019年10月1日

八戸では、9月上旬も気温が30度を超え、その後も平年より高めの日が続きました。

 
夏は気温や湿度が高く、食中毒には十分注意されていたかと思います。
しかし、秋にも注意が必要です。

夏の疲れが蓄積して、体力が落ち、免疫力が低下し、
体調を崩しやすくなっているかもしれません。
行楽に出かけたとき、
バーベキューで加熱が不十分な肉を食べたり、
細菌が増えた弁当を食べたりして食中毒になることがあるようです。

 
細菌による食中毒を防ぐためには、
「つけない」、「増やさない」、「やっつける」の3つのことが原則となります。

 
(1)つけない=洗う、分ける
手にはさまざまな雑菌が付着しているので、必ず手を洗う。
まな板などの器具は使用の都度、きれいに洗い、できれば殺菌する。
食品の保管の際に、他の食品に付いた細菌が付着しないよう、
密封容器に入れたり、ラップをかけたりして分ける。

 
(2)増やさない=低温で保存する
食べ物に付着した菌を増やさないために、低温で保存する。
肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れる。
冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べる。
 
(3)やっつける=加熱処理
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するので、加熱して食べる。
特に肉料理は中心部を75℃で1分以上加熱する。
ふきんやまな板、包丁などの調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌する。
 
秋にはキノコやフグなどの自然毒による食中毒が他の季節よりも多くなります。
八戸沖でもフグが捕れるようですが、
釣ったフグの処理は資格を持つ専門の方に依頼して下さい。

 
※以下の資料を参考にさせていただきました。
政府広報オンライン 食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント
厚生労働省の食中毒に関する情報
青森県水産情報

 

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