90年代半ば、ベックが登場したあたりからでしょうか「ロー・ファイ」なる言葉が使われ始めたのは。チープな機材を使ってスカスカした音の音楽をハイ・ファイの反対という事でロー・ファイといっていました。ロー・ファイの中でも私が好んで聴いたのはブルースがルーツの音楽。Gラブやジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、ベン・ハーパーなど。
その流れなのか、2000年代に入ってもロー・ファイやブルース的なバンドがヒットしました。ストロークスやホワイト・ストライプス。かっこいいですけどこの辺の音楽がどうも合わなくて、22-20sやトーキョー・セックス・ディストラクションなんかを聴いていました(ただの天邪鬼か?)。今でもこういう音楽を聴きますが、先日急に思い出したのがマザリン・ストリート。当時はスウェーデン出身という事で、どうせ大した事ないだろうと聴きませんでした。初めて聴きましたがかっこいい!20年前とは思えません。思わずCD買っちゃいました。これだから食わず嫌いはいけません。
所で、私が敬愛してやまない盛岡在住ロドリゲス先生(仮名)。明日、柳家睦のライブに行くそう。羨ましい。ライブの予行演習なのか、柳家睦愛飲のキンミヤをお飲みになっている様子。しかし、どうもお口に合わないらしい。消〇タの様な味だって。当たり前です。いいちこは下町のナポレオンですが、キンミヤは下町の名脇役。どうやっても勝新太郎にはなれないんです。平田満なんです。あっ!キンミヤはチープでスカスカなロー・ファイだ!今後、キンミヤは「下町のロー・ファイ」でいったらいいと思います。
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