佐渡島トキ保護センターを始めとして、朱鷺は全国で個体数を安全に増やすため分散飼育している、特に鳥インフルエンザは天敵である
長岡飼育センター、島根飼育センター、いしかわ動物園、多摩動物公園で飼育している
佐渡では成鳥に近づくと自由に飛来させ、保護下のもとで野鳥化させる
そのため、カラスなどの天敵を避け、水田のドジョウ、カエルなどを食べ育つ
私はこれだけ長く生きて来たが本物の朱鷺に記憶では出会ったことがない
飛来する朱鷺を見てみたい、ペリカン科トキ属トキ科トキ
私は年に数回白鷺に出会い写真をとる、今月も日比谷公園池で撮影したばかりである
白鷺と朱鷺の違いは、顔の赤、羽が朱鷺色、足が短い、妊娠育児中黒羽が出る
その他はほぼ似る
朱鷺が成長するためには水田において水性動物が安心して育つ環境が必要で、佐渡では朱鷺が食べても安全な水性動物がそだつように
稲作水田の肥料、農薬半減などに心がけたお米生産が通常の労力の2倍以上かけて生産されている
そのため、とても美味しく安全な佐渡コシヒカリが出来、トキ米とも呼ばれている
毎年秋になると佐渡の知人から贈られ感謝していただいている、今年もいただき夕食のメインとして食卓を彩る
甘くてとても美味しいですよ、早く明日になーあれ
ここで、朱鷺について、江戸時代には朱鷺は全国におり、生活の一部に珍重されていた
弓矢の矢羽など、特に新潟県は県の鳥として朱鷺を選び、都市対抗野球新潟県チームが東京ドームに北信越代表で選ばれた場合、朱鷺の大きなぬいぐるみがドーム応援席に現れ、応援している、私も今年を含めて2度ほど見ている
新潟港近くに朱鷺メッセという大きな展示場、ホールあり
石川県の輪島市は市鳥として、佐渡市と同様に朱鷺を選んでいる
アジア東部分特に隣国に多く、7000羽の多くが隣国に存在、日本が1980年代に絶滅した時も隣国から2羽贈られて現在に至る、DNA鑑定で同一遺伝子でした
江戸時代にはシーボルトを始め、オランダ、ドイツの日本鳥類研究者たちにより、日本固有種の鳥、Nipponia Nippon と言う学名も付く、シーボルトは日本全般の研究もして、アジサイを日本固有の草として、自分の日本人妻おたきさんに合わせ、Otakusaと言う学名をつけている、学者もひとの子、牧野富太郎も奥さんの名前からスエコザサという学名をつけている
こんな楽しい朱鷺物語を書いていると刻(トキ)を忘れる
時(トキ)を駆けるGrand papaでした
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