昨夜のTVニュース、都内北区の有名薬局の医薬品不足の実態を紹介した
最終的には処方箋発行元と調整して、薬局の在庫のあるものを発行してもらう
マンツウマンならわかるが、近隣にも患者さんが行くことを考えると地域フォミュラリー医薬品の
登場が必要だと思う
午前中不足薬剤としてメイアクト10錠、フスコデ4錠がカメラで映し出され、夕方にフスコデ100錠が4個納入
されたとさらに映し出される
1日9〜18錠、4〜7日処方箋だと、トータル36錠から126錠が1人に使われることになる
404錠あれば、1日9錠4日分だと10人〜11日分となり、私のところでは充分な量となるが
多分その薬局では3〜4日分だと思う
インシュリン、GLpー1、ヘパリン、血圧降下剤先発後発も含めてほとんど、風邪薬だと先程も書いたように
抗生物質、鎮咳剤、去痰剤先発後発品含めて全て不足を起こしている
このことが冬の風邪のシーズンだと薬局の力のあるところが確保でき、私のような弱小薬局はとても厳しくなりそうである
コロナ感染症が4年となり、医薬品不足が2年続いているが、コロナ感染症は米国で新型が検出され、日本では
1週間で100000 人が感染しており、今までワクチン6回接種、非感染者も、感染が多発している
5/9にマスク自由化を決めた政府は、責任も取らず、アドバイザーリーボードのリーダー解任で終わらせている
重症化予防には9〜10月から行われる7回目のワクチン、感染予防にはマスク着用、外食を避けるしかない
もちろんマスク着用しないで応援をするスポーツ観戦やコンサートも然りである
この医薬品不足の中でコロナ予防ワクチン、感染後のゾコーバ、中等度ベークルリーは充分以上在庫あり
せいぜい症状緩和の鎮咳剤、解熱剤、去痰剤の不足だろう
コロナ感染症に対しては不測の事態は避けられ専用ベッドの減少さえ見られるが、まだまだ熱中症プラスコロナ感染症の高齢者の緊急搬送はあとを断たないほど、救急車のサイレンが1日中聞こえる
8/31時点で全国130000人、東京都15000人のコロナ感染者に増加する
GEから先発品に広がった医薬品不足は、国内だけの頑張りだけではもう効かず、さらに来年4月の薬価下げでは製薬メーカーは過剰生産は絶対行わないだろう
特に円安145〜147円では原材料を輸入して生産しても赤字になるだけ、政府はそこを加味して新薬価を制定すべき
さらに世界医薬品不足を考えるとインド、中国等からの原材料争奪戦に参加するのではなく、原材料全て国内生産を
しないと不足の事態は変わらず、
政府の無策だと患者さんが医薬品がないために症状悪化、手術延期、平均寿命低下
人口低下などの不測の事態が起きる可能性あり、その前に薬局、医療機関の撤退、倒産も充分にありえる
くわばらくわばら
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