広島G7後に、オーストラリアにおいて米国、日本、印度、豪州の4者会談が行われる予定だったが、米国バイデン大統領のオーストラリア訪問が中止され、我が国岸田首相も豪州訪問を取りやめる
そのため、広島サミットの最中にクアッド擬似会談が短時間開催された
クアッドは隣国の西太平洋進出を阻もうと企画され、昨年実現したが、インドモデイ首相のロシア中立外交など
西側の結束に乏しく、さらに豪州アルバニージー新首相の政治力の乏しさが今回の結果を産む
クアッド中止による昨日のオーストラリアはまさに印度モデイ首相のコンサート、決起大会のように、オーストラリア在住インド人がシドニースタジアム及び周辺に数万人街に集まり、まさに祝賀会のようだった
豪州新首相の思惑は、クアッド中止の政治力低下を隠匿することと、隣国との貿易、政治関係悪化を印度で補おうと
いう思惑が見え隠れする
まさに米国バイデン大統領及びそのスタッフの英断を評価、さらに追随して広島G7サミット疲れをとった我が国の
岸田首相及び外務省を評価したい
もちろん露国外交で隣国との距離が離れている中、人口14億人の西アジア超大国印度の経済的、地政学的価値が高まっていることは事実である
6/4追記
6/3シンガポールでのアジア安全保障会議に合わせて日米韓防衛大臣会合開催される、日中防衛大臣会合も開催される
5/4インドにおいて開催されている上海協力機構会議において中露印外相等会議開催され、中印、中露外相個別会議も開催
7月にはインド主催上海協力機構会議首相会議がリモートで行われることが発表されている
やはり印度の西側の位置付けは難しい
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