コロナの中、３年ぶりに縮小して開催することになりました
祭りの基本 神事業時は
七器行（ななほかい）七つの器に神様へ納める酒や魚、赤飯などを詰め、御党屋（（おとや）祭りの神事を担当する場所、毎年交代する）から神社まで行列をする行行事ですが、男は裃を着て、未婚の女性は花嫁衣装を着て既婚の女性は黒の留め袖を着て子供などを含め数十人の行列になります。日本一花嫁行列が見れる場所です。
今年は縮小して、神事を行い御党屋の党元の男性数人で神社へ行き神事をすることになりました。華やかな花嫁行列は今回中止になりました。
その後、通常なら御神輿の途行になるのですが、御神輿を神社から神様を移し御輿を出すことはとても重労働になるため（経験者は分かるのですが、とても大変なのです）御輿は出さずに、お札だけを神主が持ち町内を途行することになったようです。
そして祭りの花の屋台運行は（屋台（山車）（小さな家ほどの大きさがあります）が町内に四台あり前が舞台になっていて、町内を移動して決まった場所で歌舞伎を上演します。移動中は子供を乗せ歌舞伎を上演する場所まで行ったり来たりします。それぞれにしきたりがあり四台の屋台がそれぞれの立場を守りながら自分の縄張りと、他の屋台の縄張りの駆け引きをしながらぶっつかりそうなくらいまで勢いよく接近したりして運行し、乗っている子供たちは「オーンサーンヤレカケロ」というかけ声をかけて屋台が勢いよく動くことを声援します）
今年は私の組が担当なのですが、つい先日まで２３日の６時から９時まで穏やかに歌舞伎上演を中心に運行することになっていましたが、急にコロナ感染者が増えてきたため運行を控えるかどうかを検討することになりました。
別の話になりますが、祭りと言えば出店、これは基本的にないのですが、商店街協同組合で有志やキッチンカーなどを町内で分散して営業しようという会議を先ほどしてきました。
コロナ渦の中でも少しで楽しめると良いと思います。