こんにちは(*^-')ノ
今日は点眼薬の保存温度について書こうと思います。
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<室温・冷所>
室温とは、厚生労働省が出している日本薬局方(にほんやっきょくほう=医薬品の規格基準書)によれば、1〜30℃のことです。
冷所とは15℃以下、冷暗所とは15℃以下で、かつ光があたらない場所を言います。
普通は冷蔵庫に入れておくことになるでしょう。もちろん気温が低い場所なら冷蔵庫でなくても構いません。
このほか、具体的な温度指定がされている目薬もあります。
代表的なのは、緑内障治療薬のキサラタンで、2〜8℃と指定されています。
点眼薬は凍ると変質するので、原則として凍結させることは厳禁です。
もちろん、冷凍室に入れてはいけませんし、冷蔵室でも、冷気の吹き出し口に点眼薬を置いておくと凍ってしまうことがあるので注意が必要です。
<冷所保存でも持ち歩いて良い>
冷所保存というのは努力目標と考えればよく、冷蔵庫に入れておけるなら入れておいたほうがよいですよ、というお勧めです。
2〜8℃と指定されているキサラタンも同じです。
時々、「冷所保存」だから旅行中持ち歩かなかったとか、内科などに入院した時など冷蔵庫がないのでささなかったという方がいらっしゃいます。
これは本末転倒で、もちろん、室温でかまわないからなるべくさしたほうが良いのです。
旅行などで1週間ぐらい持ち歩くのは何らさしつかえありません。
<おまけ:遮光袋>
点眼薬のびんに「遮光」と書いてあるときは遮光袋に入れておくことをお勧めします。
光は化学反応を引き起こします。
光のエネルギーが強いと思いがけない反応が起こることがありますから、遮光には温度よりも気をつけたほうが良いでしょう。
点眼薬は、窓際など直射日光があたる場所には置かない方がよいでしょう。
蛍光灯は太陽に比べてはるかにエネルギーが少なく、普通それほど神経質になる必要はありません。
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保存温度について理解していただけたでしょうか(o^-^o)
間違っていた?q|゚Д゚|p
という方は、しっかり見直して正しくお使い下さい。
ではまた♪ヾ(゚-^*)
コメント
<<わらびもちさん、
30度を確実に超えてしまうようでしたら冷蔵庫に保管することをお勧めします。
40ポイントのダメージは大きいので気をつけてください(・0・*)
クーラーを入れないと鉄筋コンクリートの室温なんて
30度を超えるので、私の部屋では室温とは言えないのですかね。
40ポイントもダメージを受けました((+_+))