地域に密着した薬局
2018.07.02
投稿日:2018年7月2日
カテゴリ:日記
こんにちは♪
二ツ家調剤薬局 管理薬剤師のサチです。
早いもので7月になりましたね(^^)
みなさまいかがおすごしでしょうか。
八戸はここ数日、気温が高い日が続き、家から出たくない毎日です。
本日は簡単に処方箋を受け取ってからの仕事をご紹介したいと思います。
処方箋を受け取ったあと、残薬等がないかまず確認します。
あるようであれば日数調整することがありますので、必要以上に薬が余っているときには薬局に持っていってみてくださいね♪
残薬がないようであればお薬手帳をお借りして、処方箋の内容をレセプトコンピューターに入力します。
新患さんの場合は保険番号や患者情報を入力するため他の患者さんよりやや時間がかかることがあります。
入力時、処方量に問題があったり、現在服用している薬との飲み併せに問題があるようだったり、いつも出ている薬が本日は処方されてない、でもドクターには依頼した・・・など、処方箋に対して疑問があった場合、処方医へ電話で確認をします(疑義照会:ぎぎしょうかい)
この電話はすぐ返事をもらえることもありますし、場合によっては折り返しの電話となることもあり、その目途が立たないことも稀にあります。
当薬局ではわりと近所のかたが利用していただいてますので、時間がかかる旨を話すと「じゃぁまた来るよ」と言ってくれるかたが多く、大変ありがたいです(笑)
疑義照会が終わったら調剤室へ行き、お薬の用意です。
処方箋通りに薬を用意していきますが、ここでPTPシートのままの患者さんと、一包化調剤(1回服用分を一袋にまとめる)の場合、お待たせする時間にかなりの差がでます。
予めこの一包化調剤の場合も患者さんに時間がかかるということはお話をしますが、事前にFAXなどで処方内容が知っていると調剤準備をしておくことができます。
また、皮膚科などの外用剤でも、2種類の薬を混ぜたりする場合も時間がかかります。
これらのことは調剤室の中で行われるので待っている患者さんたちには伝わらない部分と思いますが、薬剤師は一生懸命お薬を用意しています。
用意をしたら次に処方箋と照らし合わせて間違いがないか「監査(かんさ)」します。
ここで患者さんに渡すお薬が間違っていないかどうか、しっかり確認します。一包化調剤したものも1包ずつ確認をしていきます。粉薬も異物がまぎれたりしていないか、細心の注意を払って見直します。
そしてまた再び患者さんの前に薬を持って薬剤師登場します(笑)
お薬の説明とあわせて、患者さんと一緒に最終監査です。ここでいつもと違う色の薬があったり、コレなんだ?と疑問に思ったりしたら遠慮することなくどんどん薬剤師に聞いてください。
薬剤師も人間ですので万が一の間違いを起こすこともゼロではありません。
ご自身の薬であるかどうか、一緒にしっかりと確認してもらえると、こちらもより安心してお薬をお渡しすることができます。
特に問題がなければその後お会計をし、帰宅してもらうわけですが、薬剤師は患者さんと話をしたことを「薬歴(薬剤服用歴)」に記入していきます。
前回の薬は飲めたか、副作用は出ていないか、飲んでみて体調はどうなったか、今回の薬の注意点の説明事項など・・・。
このような記録をすることで次回確認する必要のあることがすくわかり、継続してフォローしていくことができます。
薬剤師は処方箋を受け取ってからお渡ししたあとも、ずっと仕事が続きます。
みなさまの健康を第一に考えるのがお仕事です(^^)
信頼できる薬剤師を見つけていろいろ相談してみてくださいね('ω')ノ
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