おじいちゃん
にゅういんしていた
おじいちゃんが、かえってきた。
ぼくが、学校からかえってきて
すぐに、
おじいちゃんが、かえってきた。
ぼくは、おじいちゃんに
つるをつくってあげた。
おじいちゃんの よろこぶかおが 見たくて、
いっしょうけんめい つくった。
おじいちゃんは、
つるを見て、わらった。
ぼくは、うれしかった。
一じかんしかないから、
ちょっと はやめの
たんじょうびをした。
みんなで ケーキをかこんだ。
おじいちゃんは、口にチューブをやっているから、
みんなで けしてあげた。
みんなで ケーキをたべれてよかった。
おじいちゃんが、いえにきてよかった。
おじいちゃんと テレビを見れてよかった。
それから、なん日かして、おじいちゃんが、なくなった。
ちゃんと てんごくに
いければいいなあ。
※小学校1年生の長男が書いた詩です。今日でちょうど2週間(二七日忌)です。
父は今年1月にスキー場で倒れ狭心症が発覚し、5月に心臓手術をして、多発的脳梗塞を合併してしまい5ヶ月間の治療・リハビリを続けておりましたが、10月末に安らかに息をひきとりました。
息子の気持ちがおじいちゃんまで届くことを願って。
薬局長 佐々木 仁
コメント
成田さんへ。
父のお世話をしてくれて本当に有難うございました。
母もこちらのコメントを見て「本当に良くしてもらったね〜。いい方がついてくれて良かったね〜。」と仏壇の前で父に語りかけておりました。
春には国家試験ですね。
きっと立派な看護師さんになれると信じております。
成田さんには絶対に夢を掴んでほしいです。
ラストスパート頑張ってください。
父も応援してくれてると思います。
佐々木 仁
臨地実習で佐々木さんを受け持たせていただいた成田です。
先日、知人から佐々木さんの訃報を知り、いたたまれない気持ちでおりました。
また、その際にご伝言もしっかりいただきました。
まだまだ至らない私に、ありがたいお言葉をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
お手紙を書こうと思っていたのですが、先にこちらを覗いてみたところ、ご長男さんの詩がアップされており、思わず書き込みしてしまいました。
読んで・・・号泣してしまいました。
佐々木さんが鶴を見て笑ったお顔が思い浮かびました。
短い時間とはいえ、ご自宅で幸せな時間を過ごせて本当に良かったです。
いただいたおハガキと、手袋の写真を額に入れて飾っております。
私の気持ちも天国へ届くことを願って、心からご冥福をお祈り申し上げます。