昨年の秋に父が亡くなり約10か月。仕事の合間と休日を使って空き家になった実家の管理・整理は大変です。

父は中学校の社会科の教師でした。納戸には、とにかく教育・歴史関係の本が多く、これまで行った学校の卒業アルバムも沢山ありました。思い出の生徒さん達のスナップ写真の入った箱。

「子供の思い出」と書かれたダンボールには、私の幼稚園の出席カードから大学の入学許可書まで。子供の頃に遊んでいた玩具。ヨーヨー。メンコ。ウルトラマン・スーパーカーの消しゴムなど。自分でも忘れていたモノばかり。まるでタイムカプセルです。懐かしさと感謝の気持ちが溢れます。


 
父との大事な思い出のモノは自分達で片付けましたが、
心情的にただのゴミとして捨てられない・処分できないモノに困ってしまい行き詰りました。そんな時にたまたま見た新聞記事の事を思い出しました。
青森県初の遺品整理士。この方であれば父の遺品と家族の気持ちを整理してくれるのではと思い連絡しました。

まず自宅に訪問してくれた時に「だいぶ頑張って片付けられましたね。」とねぎらいの言葉をかけてくれたのが印象的でした。
大きなトラックと数名のスタッフにより1日で家は空っぽになった。写真などの遺品は供養して処分してくれるとの事で安心して任せられました。
 
私たち家族の気持ちの整理も家と共にできました。大きく一歩前進です！
 
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